【アーカイブ】系統立てて「基礎から学ぶ心疾患の理学療法」

循環器疾患
  • 花房祐輔 先生 / 森沢知之 先生 / 澁川武志 先生
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プログラム

【講習会概要】

高齢化が進む現在において、心不全患者の数は増加の一途をたどり「心不全パンデミック」と表現されるように世界的に心不全患者が増加しています。世界でも類を見ないスピードで高齢化が進む本邦においては2030年まで増加することが予測されており、主たる機能障害や能力障害が心疾患以外の運動器疾患や中枢神経疾患であっても、循環疾患を併存する高齢患者が今後、増加することは容易に推測されます。

心疾患を併存する高齢患者の理学療法を実施するにあたっては、その病態を正しく理解した上で、適切な運動強度の設定とリスク管理を行い、安全で効果的な理学療法を提供することがリハビリテーションスタッフに求められます。本講習会では、心疾患患者の病態を理解した上で、心疾患患者の評価方法および理学療法の介入について系統立てて紹介します。



【講座内容】

■第1講座

心疾患の理学療法に必要な病態の理解

講師: 花房祐輔先生


<学習内容>

血行動態の安定化や症状の改善を目指した医学的治療と並行して、心疾患患者の理学療法は早期より開始される。心疾患の理学療法においては心不全の病態および代表的な治療(外科的治療、内科的治療)の理解が必要不可欠である。本講習会では理学療法を行う上で必要な心不全の病態や治療内容ついて解説する。


<学習目標>

心不全の病態(血行動態)および医学的治療を理解する。



■第2講座

心疾患の理学療法に必要な医学的情報の理解

講師:花房祐輔 先生


<学習内容>

心不全の病態を把握するためには、血液検査、心臓超音波検査や治療において用いられる薬剤などについての理解が必要となる。本講習会では理学療法を行う上で必要な医学的な情報について解説する。


<学習目標>

心不全の病態を把握するための医学的情報について理解する。



■第3講座

心疾患の理学療法に必要な理学療法評価(循環動態・心電図)の理解

講師:森沢知之 先生


<学習内容>

心疾患の理学療法を実施するにあたり、理学療法に必要な身体所見(頸静脈怒張、浮腫、心音、不整脈など)のとり方、血行動態(心拍数、血圧などの血行動態)、および心電図の見方を理解し、問題点を整理する。


<学習目標>

講義1・2をもとに心疾患の理学療法に必要な理学療法評価について理解する。



■第4講座

心疾患の理学療法に必要な理学療法評価(身体機能・運動耐容能)の理解

講師: 森沢知之先生


<学習内容>

心疾患の理学療法を実施するにあたり、理学療法に必要な身体機能(筋力、バランス、歩行など)や運動耐容能のとり方、および運動負荷に伴う心拍数、血圧などの血行動態の変動を理解し、問題点を整理する。


<学習目標>

講義1・2をもとに心疾患の理学療法に必要な理学療法評価について理解する。


■第5講座

心疾患の理学療法に必要な運動療法の理解―運動療法の実際―

講師: 澁川武志先生


<学習内容>

心疾患疾患患者に対して行われるガイドラインに準じた標準的な運動療法

(有酸素運動、レジスタンストレーニング)を理解する。また本講習会ではガイドラインに示されている基本的な時期的区分(急性期、前期回復期、後期回復期、維持期)におけるリスク管理を徹底した理学療法介入の方法を解説する。


<学習目標>

講義1から4をもとに心疾患の理学療法に必要な理学療法アプローチについて理解する。



■第6講座

心疾患の理学療法に必要な運動療法の理解―運動療法の実際―

講師: 澁川武志先生


<学習内容>

心疾患患者に対して行われるガイドラインに準じた標準的な運動療法


<学習目標>

講義1から5をもとに心疾患の理学療法に必要な理学療法アプローチについて理解する。

講座リスト

  • 心疾患の理学療法に必要な病態の理解

    花房祐輔 先生
  • 心疾患の理学療法に必要な医学的情報の理解

    花房祐輔 先生
  • 心疾患の理学療法に必要な理学療法評価(循環動態・心電図)の理解

    森沢知之 先生
  • 心疾患の理学療法に必要な理学療法評価(身体機能・運動耐容能)の理解

    森沢知之 先生
  • 心疾患の理学療法に必要な運動療法の理解―運動療法の実際―

    澁川武志 先生
  • 心疾患の理学療法に必要な運動療法の理解―運動療法の実際―

    澁川武志 先生

講師紹介

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