【アーカイブ】発達科学に根ざした小児の運動障害・発達障害の理解と発達支援
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儀間 裕貴 先生 / 浅野大喜 先生 / 信迫悟志 先生
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通常価格
プレミアム会員6,600円 (税込)無料
【講義概要】
全6回講座を通じて以下の点に関する内容を「基礎知識」として提供する。
・「身体性」の発達過程
・発達における「自発性」の重要性
・(神経成熟理論や階層性理論以外の)小児理学療法に大切な発達理論
・「運動スペクトラム」「運動発達障害」の考え方
・近年の評価やアプローチの考え方
【講義内容】
■第1講座:感覚運動機能と身体性の発達
講師:儀間 裕貴 先生
・本セミナー全体の概説
・胎児期から生じる自発運動に伴う感覚運動経験が持つ発達への意味と役割を解説
・感覚運動経験に基づく身体性の発達過程(体性感覚的から社会的へ)を解説
■第2講座:早産・低出生体重児の発達特性と評価・支援
講師:儀間 裕貴 先生
・感覚運動経験の不足や剥奪がどのように発達に影響し得るのかについて、低出生体重児の発達特性を踏まえて解説
・最近の研究知見を踏まえ、発達にリスクを抱える児への早期評価(GMs,NBAS,HNNE(Dubowitz))の概要を解説
・ハイリスク児に対してどのような介入を実践し得るのかを解説
■第3講座:運動機能障害をもつ子どもの理解
講師:浅野 大喜 先生
・周産期に起こる脳損傷と運動障害を神経科学的観点から解説
・運動発達理論の紹介とシステム理論による運動発達の解説
・運動スペクトラム症としての運動障害の解説
■第4講座:運動機能障害に対する評価と介入
講師:浅野 大喜 先生
・脳性麻痺の概要と評価について解説
・脳性麻痺に対する近年のリハビリテーション介入について解説
・脳性麻痺を中心に「運動スペクトラム・運動発達障害」の考え方を解説
■第5講座:発達障害をもつ子どもの理解
講師:信迫悟志 先生
・発達性協調運動障害を神経科学的に解説
・発達性協調運動障害に併存する自閉スペクトラム症,注意欠如・多動症,学習障害の類似と相違を解説
■第6講座:発達性協調運動障害に対するエビデンス・ベースド・ハビリテーション
講師:信迫悟志 先生
・発達性協調運動障害に対する脳科学に基づいた発達支援の考え方を解説
・エビデンスに基づく介入方法の解説
<担当講師の代表論文>
※論文名をクリックすると論文ページへアクセスできます。
【浅野 大喜 先生】
■Self-Rated Depressive Symptoms in Children and Youth with and without Cerebral Palsy: A Pilot Study
■Associations between tactile localization and motor function in children with motor deficits
【儀間 裕貴 先生】
■The shape of disposable diaper affects spontaneous movements of lower limbs in young infants
■Evaluation of Fidgety Movements of Infants Based on Gestalt Perception Reflects Differences in Limb Movement Trajectory Curvature
【信迫 悟志 先生】
■Increased visual bias in children with developmental coordination disorder:Evidence from a visual-tactile temporal order judgment task
■Altered sense of agency in children with developmental coordination disorder
講座リスト
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感覚運動機能と身体性の発達
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早産・低出生体重児の発達特性と評価・支援
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運動機能障害をもつ子どもの理解
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運動機能障害に対する評価と介入
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発達障害をもつ子どもの理解
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発達性協調運動障害に対するエビデンス・ベースド・ハビリテーション