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脳卒中後の上肢運動機能に関連する重要評価:Fugl-meyer assessment と Action research arm test

神経系疾患
  • 天野暁 先生
  • 2024年12月2日(月)、09日(月)、16日(月)、23日(月)、2025年1月6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)、2025年2月3日(月)
  • 20:00-21:00
  • 通常価格
    プレミアム会員
    6,600円 (税込)
    無料
  • 11月10日(日)まで早割実施中!
    (8,800円→6,600円)

初回の配信: 12月02日(月) 20:00〜21:00

評価学概論

講師:天野暁 先生

プログラム

【概 要】

本講習会では脳卒中をはじめとする脳血管障害を持つ患者さんに対して、脳損傷後に生じる運動麻痺的観点から訓練の方向性を決定するための重要な評価ツールと、評価を用いる上で意識しておくべきピットフォールを紹介します。脳血管リハビリテーションの対象は、若年者から高齢者、急性期から生活期と多岐にわたります。このような方々に対して、多角的な機能評価は、その機能状態を回復・維持するための個別化されたリハビリテーションを提供する上での基盤となります。また、国際的に共有される評価ツールを用いることは、国際的なガイドラインやエビデンスとの視点を、リアルな感覚で自らの臨床場面に持ち込むことにつながります。そのような、臨床現場で役立つ評価ツールの紹介と実施するための手法に加えて、臨床現場へ役立たせる上でのTipsについてもご紹介します。


【本講習会の狙い】

本講習会の目的は、聴講者に「脳血管障害後の上肢運動麻痺に対する重要評価ツールの知識と実施方法を学んでいただき、さらには、臨床活用していただくための第一歩を示す」ことです。そのため、第1・2章では臨床現場で使用する評価ツールに必要な条件や、それを脳血管障害後の上肢運動麻痺という視点で満たすスタンダード評価について概説します。次にゴールドスタンダード評価として, Fugl-Meyer Assessmentについて第3〜5章で開発の歴史から・評価実施・臨床活用に有用な具体性のある情報を学んでいただきます。また、同様の流れでAction Research Arm Testについても、第6〜8章にて説明し、最終的には質疑応答の時間を経て、国際的なコンセンサスを持って脳卒中患者さんに対する「上肢運動機能評価」の実践に繋げたいと考えています。


【章立て】

第1章 評価学概論

第2章 評価ツール使用の現状とゴールドスタンダード評価

第3章 日本語版Fugl-Myer Assessment (FMA)概論

第4章 日本語版FMA方法論

第5章 日本語版FMAの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方

第6章 日本語版Action Research Arm Test(ARAT)概論

第7章 日本語版ARAT方法論

第8章 日本語版ARATの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方

第9章 質疑応答


【各講習の概要】

第1章 評価学概論 

<到達目標>

評価ツールの選び方と結果解釈の基礎を理解する

<概  要】

① 評価ツールの俯瞰視

② 評価ツール選択の方向性

③ 評価ツールにおける結果解釈の基礎


第2章 評価ツール使用の現状とゴールドスタンダード評価  

<到達目標】

国際的な使用ツールの使用の現状を知り、多くの医療者と繋がる評価ツールとは何かを考える

<概  要】

① 評価ツールの使用の現状

② ゴールドスタンダード評価

③ 対象者への多角的視点(評価ツール併用の戦略)


第3章 日本語版Fugl-MyerAssessment (FMA) 概論  

<到達目標】

日本語版Fugl-Myer Assessment が表現している機能概念や評価の目的を理解する

<概  要】

① 評価法開発の歴史

② Brunnstrome recovery stageとの関係

③ 評価ツールの構造


第4章 日本語版FMA方法論     

<到達目標>

日本語版FMA上肢運動項目を実施する方法を理解する

<概  要>

① 評価の実施と採点の手法

② 評価の実際

③ 評価実施のポイント


第5章 日本語版FMAの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方   

<到達目標>

日本語版FMA 上肢運動項目の採点結果や変化の解釈と課題訓練への活かし方のポイントを知る

<概  要>

① 重症度についての解釈

② 変化についての解釈

③ プログラム立案への応用


第6章 日本語版Action Research Arm Test (ARAT) 概論     

<到達目標>

日本語版Action Research Arm Testが表現している機能概念や評価の目的を理解する

<概  要>

① 評価法開発の歴史

② STEFとの比較

③ 評価ツールの構造


第7章 日本語版ARAT方法論   

<到達目標>

日本語版ARATを実施する方法を理解する

<概  要>

① 評価の実施と採点の手法

② 評価の実際

③ 評価実施のポイント


第8章 日本語版ARATの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方   

<到達目標>

日本語版ARATの採点結果や変化の解釈と課題訓練への活かし方のポイントを知る

<概  要>

① 重症度についての解釈

② 変化についての解釈

③ プログラム立案への応用


第9章 質疑応答    

<到達目標>

第1〜8章にかけての疑問点について答える

<概  要>

① 評価特性や評価ツール全般について質疑応答

② FMAについての質疑応答

③ ARATについての質疑応答


講座リスト

  • 1.評価学概論

    開催予定 2024年12月02日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 2.評価ツール使用の現状とゴールドスタンダード評価

    開催予定 2024年12月09日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 3.日本語版Fugl-Myer Assessment (FMA)概論

    開催予定 2024年12月16日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 4.日本語版FMA方法論

    開催予定 2024年12月23日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 5.日本語版FMAの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方

    開催予定 2025年01月06日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 6.日本語版Action Research Arm Test(ARAT)概論

    開催予定 2025年01月14日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 7.日本語版ARAT方法論

    開催予定 2025年01月20日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 8.日本語版ARATの結果解釈と上肢運動訓練への活かし方

    開催予定 2025年01月27日 20:00-21:00
    天野暁 先生
  • 9.質疑応答

    開催予定 2025年02月03日 20:00-21:00
    天野暁 先生

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