【アーカイブ】体幹機能障害のリハビリテーション:基礎編

運動器疾患
  • 宮地 諒 先生 / 重藤隼人 先生 / 峯玉賢和 先生 / 三木貴弘 先生 / 杉澤裕之 先生 / 森野佐芳梨 先生 / 平元奈津子 先生 / 吉田亮太 先生
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  • ※アーカイブ配信あり
プログラム

【講習会概要】

神経筋骨格系障害を有する患者のリハビリテーションにおいて、頸部痛・腰痛など体幹の痛みやそれに伴う機能障害を対象とする機会は非常に多い。特に腰痛については2019年の国民生活基礎調査で男性については第一位、女性についても第二位の有訴者率を占めている。また近年ではウィメンズヘルス領域でのリハビリテーションも盛んになってきており、特に骨盤帯の痛みや機能障害を対象とする機会が増えてきている。

これら体幹の痛みや機能障害を有する患者のリハビリテーションにおいては、生物心理社会的視点に立ったアプローチの必要性や病態の分類化(Classification)の必要性などをはじめ、エビデンスに基づいた新しい知見が次々と広く知られるようになっている。

そこで本シリーズでは、頸部・腰部・骨盤帯の構造と機能および痛みや機能障害の病態、理学療法のポイント等について、エビデンスを踏まえて解説していく。

 

【講座内容】

■第1講座

腰部の構造と機能

講師:宮地 諒 先生

座長:三木 貴弘 先生

 <学習内容>

①腰部の受動的制御に関連する組織とその構造

②腰部の能動的制御に関連する組織とその構造

③腰部のバイオメカニクスと腰部に求められる機能

 <学習目標>

腰部の受動的制御、能動的制御に関連する組織の構造を理解し、腰部に求められる機能の基本的な知識を身につける。

 

■第2講座

特異的腰痛①(腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板症)

講師:重藤 隼人 先生

座長:宮地 諒 先生

 <学習内容>

①腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板症の病態

②エビデンスに基づいた評価(特異度・感度に基づいた鑑別)

③特異的腰痛の治療戦略

 <学習目標>

腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板症の病態を理解し、エビデンスに基づいた評価・治療マネジメントを理解する。

 

 

■第3講座

特異的腰痛②(脊柱管狭窄症)

講師:峯玉 賢和 先生

座長:重藤 隼人 先生

 <学習内容>

①病態と画像評価

②理学療法のエビデンス

③評価・治療

 <学習目標>

腰部脊柱管狭窄症に対する理学療法のエビデンスを理解し、効果のある理学療法を実施できるようになる。

 

 

■第4講座

非特異的腰痛

講師:三木 貴弘 先生

座長:吉田 亮太 先生

 <学習内容>

①非特異的腰痛とClassification

②非特異的腰痛の評価

③非特異的腰痛の治療戦略

 <学習目標>

非特異的腰痛のサブグループを理解し、それぞれについての適切な評価方法と介入方法を理解する。

 

 

■第5講座

脊椎圧迫骨折

講師:杉澤 裕之 先生

座長:峯玉 賢和 先生

 <学習内容>

①画像所見の診かた

②圧迫骨折後の評価

③圧迫骨折後の治療とマネジメント

 <学習目標>

脊椎圧迫骨折に関する基本的な保存療法の知識と評価、治療マネジメント方法を理解する。

 

 

■第6講座

骨盤帯の構造と機能

講師:森野 佐芳梨 先生

座長:平元 奈津子 先生

 <学習内容>

①骨盤帯の解剖学的構造とアライメント

②骨盤帯の機能

③性差と骨盤帯

 <学習目標>

基本的な骨盤帯の構造と機能について、理解する。

 

 

■第7講座

骨盤帯機能障害

講師:平元 奈津子 先生

座長:森野 佐芳梨 先生

 <学習内容>

①骨盤帯機能障害の概要

②骨盤帯痛の評価と治療介入

③骨盤底機能障害の評価と治療介入

 <学習目標>

骨盤帯機能障害の概要を理解し、代表的な機能障害の評価と介入方法を理解する。

 

 

■第8講座

頸部の構造と機能

講師:吉田 亮太 先生

座長:杉澤 裕之 先生

 <学習内容>

①頸部の構造

②頸部の機能

③頸部運動におけるバイオメカニクス

 <学習目標>

頸部の基本的な構造と機能について理解する。

 

 

■第9講座

特異的頸部痛(頸椎椎間板ヘルニア、頸椎神経根症)

講師:吉田 亮太 先生

座長:三木貴弘 先生

 <学習内容>

①特異的頸部痛の病態

②特異的頸部痛の評価

③特異的頸部痛に対する治療戦略

 <学習目標>

特異的頸部痛の病態と理学療法について理解する。

 

 

■第10講座

非特異的頸部痛

講師:三木貴弘 先生

座長:吉田 亮太 先生

 <学習内容>

①可動域制限を生じる頸部痛のメカニズムと評価

②可動域制限を生じる頸部痛の治療

③協調性障害を生じる頸部痛のメカニズムと評価

④協調性障害を生じる頸部痛の治療

 <学習目標>

非特異的頸部痛の種類を理解し、それぞれについての適切な評価方法と介入方法を理解する。

講座リスト

  • 腰部の構造と機能

    宮地 諒 先生
  • 特異的腰痛①(腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板症)

    重藤隼人 先生
  • 特異的腰痛②(脊柱管狭窄症)

    峯玉賢和 先生
  • 非特異的腰痛

    三木貴弘 先生
  • 脊椎圧迫骨折

    杉澤裕之 先生
  • 骨盤帯の構造と機能

    森野佐芳梨 先生
  • 骨盤帯機能障害

    平元奈津子 先生
  • 頸部の構造と機能

    吉田亮太 先生
  • 特異的頸部痛(頸椎椎間板ヘルニア、頸椎神経根症)

    吉田亮太 先生
  • 非特異的頸部痛

    三木貴弘 先生

講師紹介

  • 宮地 諒 先生

    理学療法士
    北陸大学 医療保健学部 助教
  • 重藤隼人 先生

    理学療法士
    OMPT(IFOMPT)
    京都橘大学 健康科学部理学療法学科 助教
    畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員
  • 峯玉賢和 先生

    理学療法士
    和歌山県立医科大学附属病院紀北分院 リハビリテーション科
  • 三木貴弘 先生

    理学療法士
    株式会社PREVENT Insight Lab シニアリサーチャー
  • 杉澤裕之 先生

    理学療法士
    北海道社会事業協会富良野病院
  • 森野佐芳梨 先生

    理学療法士
    大阪府立大学 総合リハビリテーション学研究科 理学療法学専攻 助教
    京都大学 大学院医学研究科 客員研究員
  • 平元奈津子 先生

    理学療法士
    広島国際大学 総合リハビリテーション学部 講師
  • 吉田亮太 先生

    理学療法士
    読売クリニック
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