【アーカイブ】病態理解に基づく腰痛リハビリテーション
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重藤隼人 先生 / 西祐樹 先生 / 安彦鉄平 先生 / 藤井 廉 先生 / 片岡英樹 先生 / 下 和弘 先生
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通常価格
プレミアム会員4,000円 (税込)無料 -
※アーカイブ配信あり
【講習会概要】
本講習会では腰痛を持つ患者さんに対して、腰痛の病態について痛みの病態分類および異常感覚の病態を理解するとともに、世代別の腰痛の特徴を理解し、外来・入院・集学リハビリテーションの現場で用いられている評価ならびに介入について紹介します。
腰痛に対するリハビリテーションの対象は、若年者から高齢者、急性腰痛から慢性腰痛と多岐にわたります。多岐にわたる腰痛の病態理解に必要なエビデンスも含めて腰痛の病態を説明するとともに、個別化されたテーラーメイドな疼痛マネジメントにつなげるための評価の解釈とリハビリテーション介入の意思決定についても取り上げて、具体的な評価および介入についてご紹介します。
【講習会目標】
本講習会では、聴講者に「腰痛の病態を理解し、病態に基づいた評価ならび介入の意思決定を理解して実践につなげていただく」ことです。そのため、第1・2章では腰痛および異常感覚についての病態を中心に概説します。次に、第3・4章で高齢者および勤労者の世代特有の病態・背景について学んでいただき、第5・6・7章では外来・入院・集学的リハビリテーションのリハビリテーション提供形態の違いの特徴を踏まえた評価・介入の考え方について説明します。さらに第8章では、第1章から第7章で説明した病態理解に基づいた評価とその解釈について整理し、リハビリテーション介入の意思決定をどのように行うのか総合討論を踏まえて提示します。
最終的には、腰痛の病態理解に基づいた評価・リハビリテーションを理解・実践することで腰痛に悩む患者さんが「腰痛を楽に!そして、腰痛に悩まず幸せに生活する」ことを目指します。
【講座内容】
■第1講座
腰痛の病態理解と評価
講師:重藤隼人 先生
<学習目標>
痛みの病態分類の観点から腰痛の病態・運動制御障害ならびに評価方法を理解する
<学習内容>
①腰痛の病態と評価-侵害受容性疼痛について-
②腰痛の病態と評価-神経障害性疼痛について-
③腰痛の病態と評価-痛覚変調性疼痛について-
④腰痛の運動制御障害と評価
■第2講座
腰部疾患における異常感覚の病態とリハビリテーション
講師:西 祐樹 先生
<学習目標>
腰部疾患における異常感覚の病態を理解し、リハビリテーションへの応用を習熟する
<学習内容>
腰部疾患において、頻回に観察されるしびれ感やアロディニア等の異常感覚の病態を概説するとともに,リハビリテーションを紹介する
■第3講座
高齢者における腰痛の病態とリハビリテーション
講師:安彦鉄平 先生
<学習目標>
高齢者特有の腰痛の病態(脊柱管狭窄症・圧迫骨折は除く)ならびに疼痛マネジメントを理解する
<学習内容>
①高齢者の腰痛に関する疫学について
②高齢者の腰痛の病態、特徴、QOLへの影響について
③高齢者の腰痛の評価、効果的な疼痛マネジメントおよび予防策について
■第4講座
勤労世代における腰痛の病態とリハビリテーション
講師:藤井 廉 先生
<学習目標>
勤労世代における腰痛の病態ならびに障害像を多角的な観点(人間工学的要因や心理的要因、社会的要因など)から理解する
就労環境で実践可能なリハビリテーション戦略を理解する
<学習内容>
①勤労世代における腰痛の特徴について
②勤労世代における腰痛の多角的評価について
③勤労世代における腰痛に対するリハビリテーション戦略について
■第5講座
外来リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション
―侵害受容性疼痛の観点を中心に―
講師:重藤隼人 先生
<学習目標>
侵害受容性疼痛の観点を中心に、各種評価の特異度・感度を考慮した鑑別評価を理解し、評価に基づいた介入について理解する
<学習内容>
①腰痛の侵害受容性疼痛に関連する疾患・病態について
②鑑別評価に必要な知識(特異度・感度を中心に)
③腰痛の鑑別評価の解釈とリハビリテーション介入について
■第6講座
入院リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション
―脊椎椎体骨折症例に対する観点を中心に―
講師:片岡英樹 先生
<学習目標>
脊椎椎体骨折症例のマネジメントに必要な評価・リハビリテーションを理解する
<学習内容>
腰部疾患の状態によっては入院リハビリテーションの場面での介入が理学療法士・作業療法士ともに求められることがある。特に脊椎椎体骨折はリハビリテーションの対象として関わることが多く、装具の対応や安静度の対応、病棟ADLも含めて、多職種との情報共有・連携も必要となる。本講座では、脊椎椎体骨折症例に対する対応に焦点をあて、入院リハビリテーションにおける腰痛の評価および多職種連携も含めたリハビリテーションマネジメントについて解説する。
①脊椎椎体骨折症例が抱える諸問題
②脊椎椎体骨折に伴う腰痛の評価
③脊椎椎体骨折症例に対する保存療法の現状と課題
④脊椎椎体骨折症例に対する入院リハビリテーション
■第7講座
集学リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション
講師:下 和弘 先生
<学習目標>
集学的リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーションについて整理し、集学的リハビリテーションとセラピストの役割を理解する
<学習内容>
①集学的リハビリテーションの概要
②集学的リハビリテーションが必要と考えられる腰痛の病態
③集学的リハビリテーションにおけるリハビリテーションの実際
■第8講座
腰痛の病態理解に基づいた評価の解釈とリハビリテーション介入―総合討論―
講師:重藤隼人 先生、片岡英樹 先生、下 和弘 先生
<学習目標>
腰痛の病態理解に基づいた評価の解釈とリハビリテーション介入の意思決定について理解する
<学習内容>
①腰痛の病態理解に基づいた代表的な評価と解釈の紹介
②総合討論-評価の解釈とリハビリテーション介入選択について-
講座リスト
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腰痛の病態理解と評価
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腰部疾患における異常感覚の病態とリハビリテーション
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高齢者における腰痛の病態とリハビリテーション
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勤労世代における腰痛の病態とリハビリテーション
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外来リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション - 侵害受容性疼痛の観点を中心に -
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入院リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション - 脊椎椎体骨折症例に対する観点を中心に -
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集学リハビリテーションにおける腰痛の評価とリハビリテーション
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腰痛の病態理解に基づいた評価の解釈とリハビリテーション介入 - 総合討論 -
講師紹介
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重藤隼人 先生
理学療法士
OMPT(IFOMPT)
京都橘大学 健康科学部理学療法学科 助教
畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 -
西祐樹 先生
理学療法士
長崎大学 生命医科学域(保健学系) 助教 -
安彦鉄平 先生
理学療法士
京都橘大学 健康科学部理学療法学科 准教授 -
藤井 廉 先生
理学療法士
医療法人田中会 武蔵ヶ丘病院 武蔵ヶ丘臨床研究センター 主任研究員(兼任)リハビリテーション部
課長畿央大学 ニューロリハビリテーション研究センター 客員研究員 -
片岡英樹 先生
理学療法士
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 理学療法学分野 客員研究員 -
下 和弘 先生
理学療法士
神戸学院大学 総合リハビリテーション学部