【アーカイブ】変形性膝関節症に対する理学療法 ~保存療法から術後のマネージメントまで~

運動器疾患
  • 瓜谷大輔 先生 / 小栢進也 先生 / 平川善之 先生 / 平賀勇貴 先生
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プログラム

【講習会概要】

変形性膝関節症(膝OA)は痛みや日常生活動作の障害、QOLの低下などを招く退行変性疾患である。日本ではレントゲン画像から少なくとも一側に膝OAを有すると診断されるものは60歳以上の約62%を占め、推定患者数は約2530万人とも報告されており(Muraki, et al. 2009.)、我々の日常の臨床でも非常に多くの患者に遭遇する。また我が国の要介護原因疾患として上位に挙げられる疾患である。

膝OA患者の治療においては、多くのガイドラインで運動療法、身体活動、体重管理、患者教育や自己管理等が第一選択として示されている。これらの内容は理学療法によって広く対応できるものであり、すなわち膝OA患者の治療において理学療法は非常に重要な役割を担っているといえる。

本講座では保存的治療および観血的治療前後の膝OA患者の理学療法における評価と治療、マネージメントについて、エビデンスに基づいて解説していく。

 

【講座内容】

■第1講座

変形性膝関節症概論

講師:瓜谷 大輔 先生

<学習内容>

1. 変形性膝関節症患者の捉え方

2. 変形性膝関節症の疫学

3. 変形性膝関節症の病態

■第2講座

変形性膝関節症のバイオメカニクス

講師:小栢 進也 先生

<学習内容>

1. 膝関節の正常運動学

2. 変形性膝関節症患者の病態運動学

 

■第3講座

変形性膝関節症患者の理学療法評価

講師:瓜谷 大輔 先生

<学習内容>

1. 理学的検査

2. 運動機能テスト

3. 患者立脚型評価

4. 心理社会的側面の評価

 

■第4講座

変形性膝関節症患者の理学療法アプローチ①

講師:瓜谷 大輔 先生

<学習内容>

1. 保存的治療におけるガイドライン

2. 筋力トレーニングのエビデンス

3. 体重管理のエビデンス

 

■第5講座

変形性膝関節症患者の理学療法アプローチ②

講師:瓜谷 大輔 先生

<学習内容>

1. 身体活動のエビデンス

2. 徒手的治療のエビデンス

3. 自己管理・患者教育のエビデンス

4. 水治療法のエビデンス

 

■第6講座

変形性膝関節症患者の術後理学療法①

講師:平川 善之 先生

<学習内容>

1. 変形性膝関節症患者への手術療法

2. 遷延性術後痛の発生頻度と関連要因のエビデンス

3. 関連要因の評価とアプローチ ①術後の病態運動学

4. 関連要因の評価とアプローチ ②中枢・末梢性感作

 

■第7講座

変形性膝関節症患者の術後理学療法②

講師:平川 善之 先生

<学習内容>

1. 関連要因の評価とアプローチ ③身体知覚・認知

2. 関連要因の評価とアプローチ ④心理社会的要因

3. まとめ

 

■第8講座

変形性膝関節症患者の患者指導・生活管理の実際

講師:平賀 勇貴 先生

<学習内容>

1. 活動量の調整(ペーシング)

2. 目標設定の方法

3. 痛みに対する対処戦略

4. 自己管理の実際

講座リスト

  • 変形性膝関節症概論

    瓜谷大輔 先生
  • 変形性膝関節症のバイオメカニクス

    小栢進也 先生
  • 変形性膝関節症患者の理学療法評価

    瓜谷大輔 先生
  • 変形性膝関節症患者の理学療法アプローチ①

    瓜谷大輔 先生
  • 変形性膝関節症患者の理学療法アプローチ②

    瓜谷大輔 先生
  • 変形性膝関節症患者の術後理学療法①

    平川善之 先生
  • 変形性膝関節症患者の術後理学療法②

    平川善之 先生
  • 変形性膝関節症患者の患者指導・生活管理の実際

    平賀勇貴 先生

講師紹介

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