【アーカイブ】OBP2.0の理論と実践
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寺岡睦 先生 / 須藤誠 先生 / 作間弘彬 先生 / 田中啓規 先生 / 高野大貴 先生
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通常価格
プレミアム会員3,000円 (税込)無料 -
※アーカイブあり
【講習会概要】
本講習会では、主に新人作業療法士を対象に「作業に根ざした実践2.0(Occupation-Based Practice 2.0, OBP2.0)の理論について学び、様々な作業療法領域での実践モデルを学びます。
作業療法士は、クライエントの健康と幸福を作業(生活)を通して改善する専門家です。作業の問題は作業機能障害と言い、作業機能障害に陥ると健康や幸福に悪影響を及ぼします。また、作業療法士の実践ではチーム医療でしばしば信念対立に遭遇します。OBP2.0は、作業療法士が解決すべき作業機能障害と信念対立に着目し、作業療法の専門性を発揮しながら多職種連携を進める必要があります。これができる理論がOBP2.0です。今回はOBP2.0の概要を抑えつつ、各領域(身体障害領域、精神障害領域、発達障害領域、老年期領域)の専門家の実践からOBP2.0の臨床有用性について学びます。
【講習会目標】
本講習会は,OBP2.0の概要を学ぶに留まらず,それを臨床で実践する具体的な方法までを体系的に学習する機会としたいと考えています。作業療法には様々な理論やそれに基づく介入手段が存在していますが,共通することは作業を通してクライエントの健康と幸福を改善することです。作業療法士の職域は身体障害,精神障害,発達障害,老年期等多岐に渡るため,特定の理論や方法に固執せず,状況や目的に応じて様々な介入を選択する必要があります。
OBP2.0は多職種連携を前提に様々な介入方法を柔軟に選択しながら作業療法の専門性を発揮できる超メタ理論です.第1章ではOBP2.0の概要を学び,第2~5章では,それを日々の臨床で実践する方法について様々な領域の事例を通して学びます。
【講座内容】
■第1講座
OBP2.0概要
講師:寺岡 睦 先生
<学習目標>
OBP2.0の理論と実践の基本的方法が理解できる
<学習内容>
①作業機能障害とは?
②信念対立とは?
③OBP2.0の作業療法実践〜評価と介入〜
■第2講座
身体障害領域のOBP2.0
講師:須藤 誠 先生
<学習目標>
身体障害領域におけるOBP2.0の実践について理解できる
<学習内容>
①実践領域の特徴
②身体障害領域でのOBP2.0活用の利点
③身体障害領域でのOBP2.0介入事例紹介
■第3講座
精神障害領域のOBP2.0
講師:作間弘彬 先生
<学習目標>
精神障害領域におけるOBP2.0の実践について理解できる
<学習内容>
①実践領域の特徴
②精神障害領域でのOBP2.0活用の利点
③精神障害領域でのOBP2.0介入事例紹介
■第4講座
発達障害領域のOBP2.0
講師:田中啓規 先生
<学習目標>
発達障害領域におけるOBP2.0の実践について理解できる
<学習内容>
①実践領域の特徴
②発達障害領域でのOBP2.0活用の利点
③発達障害領域でのOBP2.0介入事例紹介
■第5講座
老年期領域のOBP2.0
講師:高野大貴 先生
<学習目標>
老年期領域におけるOBP2.0の実践について理解できる
<学習内容>
①実践領域の特徴
②老年期領域でのOBP2.0活用の利点
③老年期領域でのOBP2.0介入事例紹介
講座リスト
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OBP2.0概要
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身体障害領域のOBP2.0
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精神障害領域のOBP2.0
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発達障害領域のOBP2.0
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老年期領域のOBP2.0