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人工膝関節置換術(TKA)後のリハビリテーションを考える ~術後関節可動域の拡大と活動量向上に難渋した症例を通じて~

運動器疾患
  • 平川善之 先生 / 瓜谷大輔 先生
  • 2024年1月29日(月) 20:00~21:00
    ※募集受付終了
  • プレミアム会員限定
プログラム

<企画概要>

従来のセミナーでは、研究で明らかにされている知見を基にした情報を一方向性に受講者に提供し、受講者の知識を拡充することを目的としていることが主流である。受講者は新たに得た知識を臨床実践に活用し、それによってクライアントはよりよいサービスを享受できることになる。しかし多くの先行研究で明らかにされている知見は個々の対象者の特異性に大きく影響されない前提で導き出されたものであるため、実際の臨床場面では様々な内的・外的要因から、研究で示されたとおりの効果を得られないこともある。またそのような場合、新たに得た知識をどのように活用すればよいのか、苦慮することも少なくない。 そこで本企画では、経験豊富な講師陣はどのように思考し、どのように知識と技術を使いこなしているのか、講師自身の経験から学ぶことを目的とする。本企画では、講師と参加者のディスカッションの時間を多く設け、それによって参加者が講師の持つ知識や思考方法をより深掘りできるようにする。


<企画内容>

人工膝関節置換術(TKA)は、変形性膝関節症(膝OA)に対する代表的な外科的治療で、痛みの軽減と活動量増加によるQOL向上を目的に成されることが多い。そのため、術後の膝関節の可動域拡大や歩行能力の向上による活動量の拡大は重要な目標課題です。本研修会では、TKA術後早期から痛みと恐怖心から可動域の改善に難渋し、その後の活動量(歩数)の向上が円滑に進まなかった症例を供覧し、筆者が何を考え、何を評価し、どの様に関わったのかを提示させて頂き、参加者の皆様と最適なTKA術後リハについて議論させて頂きたいと思います。


講師紹介

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